MBA流 大人の学ぶ力

MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題から何が学べるかを考察します。by 若林計志

自分で語る言葉と経験を持つ(人間ウィキペディアからの脱出)

私見ですが、人間には「インプットの時期」と「アウトプットの時期」があると思っています。学びの作法で言えば「守破離」の「守」は、まさに「インプットの時期」に当たります。 ここで気をつけたいのは 1)インプット自体が目的化してしまわないように注…

知らないからできる(TOC)の読書メモ

KPIの取り方の工夫は経営そのものであることがよくわかる一冊。 ▼設備稼働率をKPIとした場合 (メリット) 1)製品の原価率が下がる →固定費部分(工場設備や賃料など)が均等割になるので。 →B/S上は資産として計上される (デメリット) 2)不良在庫が増…

ビットコインを巡る仮想通貨と未来の学び方

以前にビットコインについて書かせていただいたのですが、仮想通貨とそれをベースで支える「ブロックチェーン」が来年本格的に様々な分野で存在感を高めそうです。 ▼ソニー、教育データを“ブロックチェーン”で認証管理できるシステム japan.cnet.com 中央監…

消費者の期待値を下げてがっかりさせないAI(人工知能)の「キャラ戦略」

最近、ソフトバンクのペッパー君が、ユーザーに飽きられて首をうなだれている切ない姿をたまに見かけます。マーケティング的に見れば、人の形をしている分だけ、 「人間と同じぐらい会話ができるんだろう」 という期待値を過剰に高めてしまったがために、そ…

ガンバリズムからマネジメントコントロールへ

MBA

守島先生のコラム。深い。 business.nikkeibp.co.jp ユニクロもそうだけど、現場のガンバリズムに過度に依存しない「仕組み」としてのマネジメントコントロールがこれからの日本に必要とされているんだと思う。 「欧米は職務主義ですから、各人の業務範囲が…

カフェの回転率を上げる質問はないか?

MBA

パン屋がやっているカフェ。奥のカウンター席が混み合っていてまったく座れない。 その一方、2人がけテーブルをくっつけた4人席が4つあり、4名席を一人で占拠しているシングルのおじさん(おそらく65歳以上)が各2名、同じくおばあさん1名、そして2…

スリランカをめぐるインドの巻き返し(ハンバントタ空港)

今週いかにも国際政治的なヒリヒリするニュースがありました。 「インド スリランカの国際空港の運営権めぐり協議 」(NHK) ご存知の通り、中国とインドはあまり仲が良いとは言えません。そこでお互いにいろいろな戦略を展開しているのですが、その中でよく…

ロールモデル学習法(情熱大陸 落合陽一)

「やっぱり親子なんだなー」 というのが情熱大陸の落合陽一さんの回を見ての感想です。 ここ数年で一気にメディアへの露出が増え、注目されている落合氏。父親はジャーナリストの落合信彦氏です。 私(現在43歳)はお父さんの方にがっつり影響を受けて育っ…

クラウドとブランチの矢印が逆になっている理由

TOC

TOCfE(教育のためのTOC)では、主に 「ブランチ」(因果関係の解明) 「クラウド」(対立解消) 「アンビシャルターゲットツリー(ATT)」 という3つの手法を学びます。この中で、「ブランチ」と「ATT」は「十分性のロジック(Sufficiency-Based Logic)」に…

サーバーへの攻撃1日5000回?!

よくニュースで、サーバー攻撃のニュースを見ますが、うちのサービス(FlowPAD)でも御多分に漏れず、多い日で1日5000回ぐらい攻撃を受けます。 ここは開発パートナーのSさんがすでに予測済みで、色々な仕掛けでブロックしています。DOS(DDOS)攻撃など…

トップページのデータ読み出し速度を上げる(ページング Pagenation)

現在フローパッドは、トップページの読み出しに10.00sぐらいかかります。これがもっさり感につながっており、当面このスピードアップが課題です。 なぜそんなに時間がかかるかといえば、timelineというファイルの生成に時間がかかっているため。ファイル自体…

ロジカルシンキングは帰納法から始まる

TOC

ロジカルシンキングに「帰納法」と「演繹法」があるが、演繹法において前提となる定理も、根本的には経験や事実の積み重ねによる「帰納法」でできている。 100年上手くいったことでも、それは「普遍の定理」にはならない。(100年火山が噴火しなくても、101…

地味にスピードアップ活動

FlowPADにいろいろと機能を追加していくと、当然ながらどんどんスピードが遅くなります。 そこで、データベースへの問い合わせ回数を減らしたり、プログラムを改善したり、ネットワーク構成を変えたり、memcashed でDBへのアクセス回数を減らしたりという、…

カンブリア宮殿) 高岡浩三(ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO高岡 浩三)に学ぶイノベーション経営

先日放送された「カンブリア宮殿」を見たメモです。 ポイントをマインドマップ風にまとめました。 番組メモ ざっくり5つぐらいにポイントをまとめました。 1)イノベーション=「問題発見」 2)イノベーションに抵抗はつきもの 3)兆しを見つけて足で稼…

BMGでビジネスモデルを作る時の要チェックポイント

MBA

某社でビジネスモデルジェネレーションの英語2日間研修を担当したのですが、海外参加者からの質問で一番面白かったのが 「なんでビジネスモデルキャンバスなんてものを使うんですか。別にチェックリストでいいんじゃないですか?」 という質問。こういう本…

無人化が進むガソリンスタンド

前回、「無人化コンビニに見るビジネスの進む道」というコラムを書き、その中で中国のほうが先行している事をご紹介しましたが、この動きはどんどん加速しているようです。 アリババが「無人ガソリンスタンド」を発表しましたが、これは日本にも来ますね。 …

無人化コンビニに見るビジネスの進む道

最近、近所のスーパーやオリジン弁当がセルフレジになりました。またオフィスの近くにある銀だこは、あらかた焼きあがると鉄板が振動してたこ焼きが自動でくるくる回ります。だから店員さんには高度な技術が不要です。(実際店員さんのほとんどは学生バイト…

多数=正義ではない。テレビ番組のサマリー記事にミスリードされないように気をつけよう

昨日、たまたまつけたテレビ番組(TBS系「消えた天才~超一流が勝てなかった人大追跡」)で、国母和宏さんのドキュメンタリーをやっていました。 オリンピック選手としてバンクーバーオリンピックに出場したときの服装に非難が殺到したことで一躍有名にな…

新人教育と洗脳の間

人事教育関係者の間ではかなり気になるニュースがありました。 ▼ゼリア新薬の22歳男性「ある種異様な」新人研修受け自殺 両親が提訴 headlines.yahoo.co.jp 製薬会社のMR(いわゆる営業)の新人教育において、いわゆる「スパルタ」系の研修が連日行われ、過…

借金トラップにはまったスリランカ

スリランカは武器供与を含む中国の援助により、2009年に内戦を克服したが、その後のラジャパクサ前大統領が主導した「中国債務トラップ」に見事にハマった。 日本の円借款は年利1%以下だけど、中国からの借金の年利は6%以上。なので歳入の95%が中国を含め…

UIのバイリンガル化

FlowPADは当初から、マルチリンガル対応を目指しており、当面は日本語・英語を対応する形で開発を進めています。 ただしアプリの方はまだ一部日本語でしか対応できていない部分があったり、Safari, Chrome, iOSやAndoroidの言語設定のクセで、 本来英語で表…

AIは画像認識で先行する(言語処理はちょっと先の世界)

AI関係でおすすめの一冊があります。 ▼「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」 (角川EPUB選書) 単行本 2015/3/11 松尾 豊 (著) Amazon CAPTCHA 著者の松尾先生は、AI系のコラムや最前線の話になると必ず出てくる日本のトップエキス…

AIが作り出す未来

先日、NHKスペシャル「人工知能 天使か悪魔か 2017」が放送されていました。▼NHKオンデマンド(2017年6月25日(日) ) www6.nhk.or.jp 番組内では、1)事故を起こす危険性の高い運転手をドライビングレコードから AIで見つけ出すバス会社のシステム2)被告…

卒業生に付加価値をつけて、奨学金でWin-Win の関係を作ろう

学生奨学金の返済で首が回らなくなっている卒業生の話題が、たまにメディアを騒がせます。 そこで日米で状況を比較して見ました。 business.nikkeibp.co.jp 私は米国の大学を出ましたが、米国では私学と州立でどーんと学費が違います。 *名門私立大学の年間…

ファンケルのイノベーション:ボトルネックの解消にビジネスチャンスあり

窃盗率の低さをベースに、通販のボトルネックである「受け取り」をうまく解消した例。 toyokeizai.net アマゾンもこのオプションを選べればいいんじゃないかな。宅配会社も配達料10%OFFで業者にオファーすればそれなりにメリットがありそう。

「ほぼ日」が雑談を重視するのは経営戦略。そのまま真似しても成功しない

MBA

業種にもよりますが、「イノベーション」や「おもてなし」を提供価値をメインにしている会社は、意図的に知の交配が起こりやすい環境をつくっています。 かつてのソニーに、社員が終業後に集まって勝手に製品のプトトタイプを作れる場があったり、Apple, Goo…

リファクタリング(フローパッド開発メモ 2017.7.4)

いろいろ新機能をシステムを実装してくると、プログラム自体が複雑なスパゲティ状態になって、それぞれがちょっとしたことでコンフリクトを起こしてバグの原因になります。 また新たな機能を付け足したことが他の操作に影響して、帰って使いづらくるという「…

マルチプラットフォーム対応(フローパッド開発メモ 2017.6.30)

一つのウェブサイトをPC、タブレット、スマホなどの画面に合わせて自由に変形させて表示させる 「レスポンシブデザイン」 という手法がある。 当然、フローパッドもこの技術を全面的に採用している。レスポンシブが出てくるまでは、スマホ用の専用のページを…

エンジニアのコスト(フローパッド開発メモ 2017.6.28)

日本はエンジニアさんが不足しているという話は聞くが、実際の肌感覚としてもそんな感じがする。 現在エンジニアには、人月計算(man-month=、1人のエンジニアが1か月雇うとしたときのコスト)で仕事を委託しているが、当然ながらできるエンジニアはコストも…

サービス投入時期の見極め方(フローパッド開発メモ 2017.6.28)

リーンスタートアップや、MVP(Minimum Viable Product)、POC(Proof of Concept)など、とにかくコンセプトを具現化して、ベータ版を市場に投入して、ブラッシュアップしていくという話はよくある。 特にシリコンバレーなどはこの動きが激しい。 ただし実際に…